ゴルフ男子の松山英樹(29)は、あと一歩でメダルに届かなかった。8月1日の東京五輪ゴルフ男子の最終ラウンド(霞ケ関カンツリー倶楽部、7447ヤード、パー71)。銅メダルを懸けた7人によるプレーオフで敗退し、「悔しい」と語った。
* * *
松山は最終ラウンド、首位に1打差の2位でスタート。5バーディー、3ボギーの68で回り、通算15アンダーでプレーオフに進んだ。だが、1ホール目で脱落して4位だった。金メダルはザンダー・シャウフェレ(米)、銀メダルはロリー・サバティーニ(スロバキア)、銅メダルは潘政琮(台湾)。星野陸也(25)は38位だった。
松山はこう振り返った。
「自分の流れになりそうなところでミスをして。いけるかなと思ったんですけど、なかなか詰めがうまくいかないとこういう結果になるんだなと改めて思いました」
今年4月のマスターズ・トーナメントで優勝し、日本男子初のメジャー制覇を達成するなど、大舞台には慣れている。
「マスターズのほうが比にならないぐらい緊張していた」
と明かした。だが、やはり五輪は独特の雰囲気があったようだ。
「グリーン上だけ、かなりプレッシャーを感じていましたね」
「4年に1度しかないということで僕もここで結果出したいという気持ちは強かった」
日本の丸山茂樹監督は、
「波に乗り切れなかった。結果だけみると悔しいけど、素晴らしいものを見せてもらえた」
とたたえた。また、7月初旬に新型コロナウイルスに感染し、病み上がりで万全ではなかった松山について、
「本人は言い訳しないけど、コロナ明けで体力がなく、(五輪前に)試合に出る時間もなかった。試合で体調が悪いときにどういうゴルフができるのか1試合でも試せたら違っていたのではないか」
とおもんぱかった。
松山と丸山監督の試合後の報道陣との一問一答は次のとおり。