オリンピック開幕中に新規感染者数が最多を更新するなど、新型コロナウイルスの拡大は1年半たっても止まらない。“密”を避け、ステイホームが叫ばれるなか、意外なことに不倫カップルも急増しているという。その理由は「コロナ禍のほうが密会しやすいから」というから驚きだ!
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「リモート勤務が始まったばかりのころは、もうこういう関係も終わりだなと思っていました」
埼玉県在住の男性(40)はこう打ち明ける。在宅勤務で一日中、妻子と一緒の生活となった当初は、不倫相手の30代女性に電話さえできない日々が続いた。昨年の最初の緊急事態宣言下では東京の街はガラガラ。“自粛警察”も現れ、自分が外出するなんて想像もしなかったが、すぐに転機が訪れた。週に1度の出社日、我慢できずに不倫相手に電話をかけてしまったのだ。
「彼女が言うんです。『リモートでの仕事なんて私の家からだってできるじゃない』って。なるほどと思いました」。まもなく、密会はエスカレートしていった。
「妻には出社日だと偽って彼女の家に行き、仕事はリモートでやりながら、水入らずの時間を過ごしました。初めて彼女の部屋に入るドキドキも手伝って、盛り上がりました。少しずつ妻に伝える出社日も増えましたが、全然疑わない。結果的に、新型コロナ前より密会する時間も長くなりました」
たまには外に出たいという彼女のリクエストに応えて、昼休みの時間にふたりでランチに出かけたり、閑古鳥のラブホテルのフリータイムをエンジョイしたりもした。
「慣れてくると、リモートで業務中の彼女の下半身を裸にして遊んだり、その仕返しをされたり、大胆なことも平気に(笑)。宣言が明けてもリモート勤務は続いていましたが、『通常勤務に戻った』と妻には伝え“偽出社”して彼女の家に入り浸りでしたね」
4度目の緊急事態宣言下の東京五輪期間中も、オリンピックならぬ「不倫ピック」で、リモート勤務となった彼女の家で過ごしている。