阪神・淡路大震災の震災復興チャリティーイベントとして始まったカウコンはJ-FRIENDSの13人から今や140人の大所帯に成長(photo 小黒冴夏)
阪神・淡路大震災の震災復興チャリティーイベントとして始まったカウコンはJ-FRIENDSの13人から今や140人の大所帯に成長(photo 小黒冴夏)
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ジャニーズカウントダウン2022→2023」こと通称”カウコン”が、大晦日、東京ドームで年をまたいで開催された。AERA2023年1月30日号から。

【写真の続き】約2年ぶり、ラスステのマリウス葉を含めたSexy Zone5人のステージ

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 2020年は新型コロナウイルスの影響で開催されず(フジテレビによるカウコン番組のみ放送)、21年は開催されたものの歓声は禁止。3年ぶりに不織布マスク着用での声援がOKになった「ジャニーズカウントダウン」。Jr.も合わせると総勢140人がステージを繰り広げた。

 テレビ中継が始まる前に、司会を務めるTOKIOの国分太一と、井ノ原快彦が登場し、昨年10月にアメリカのレーベルから世界配信デビューを果たしたTravis Japanを呼びこんだ。

「デビューして初だよね? 緊張してない? 楽しもうね!」

 井ノ原が明るく声をかけると、メンバーはうれしそうに頷いた。生放送が始まると、グループ名を示す「TJ」ポーズでキメた7人が大映しになり、「今年も最後まで張り切っていきましょう~!」と声を合わせた。

 そんな“お披露目”のあとは、Hey!Say!JUMPの「ファンファーレ!」を皮切りに、13組による「ヒットソングメドレー」、各グループのメンバーが交ざり合う「シャッフルメドレー」、人気曲を違うグループが歌う「グループチェンジメドレー」など、絢爛豪華(けんらんごうか)なステージが息もつかせぬスピード感で展開していく。

■キンプリ登場に大歓声

 嵐の「Happiness」では関ジャニ∞の村上信五が「走り出せ」という歌詞に合わせ、半ば強引にSnow Manの目黒蓮やKing & Princeの平野紫耀の手を引き、花道をコミカルに駆け抜けるパフォーマンスで盛り上げれば、Sexy Zoneの佐藤勝利とKing & Princeの岸優太の“優勝コンビ”は、背中合わせで「青春アミーゴ」(修二と彰)を披露。曲終わりに互いの肩を叩いて讃え合い、会場を大いに沸かせた。

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