■キンキキッズがトリ
今年デビュー20周年を迎えるNEWSは32人ものジュニアをバックに、「weeeek」を披露した。元気いっぱいに飛び跳ねながら楽しいステージを届けた3人。最後に「俺が育てたジュニアたちです」と増田貴久がひとボケ。オンエア上ではそのままCMに入ったが、会場ではMC陣とのやりとりが続く。
「嘘をつくなよ。俺が育てたんだよ!」とボケを重ねる国分に、井ノ原が冷静に力強くツッコミを放った。
「おい、俺が育てるんだよ!」
井ノ原は「ジャニーズアイランド」の社長に就任、プレイングマネージャーとして育成を担当している。「それは本当」(増田)、「頑張ってね」(国分)と激励され、客席からは温かい拍手が送られた。
最後に満を持して登場したのは、KinKi Kidsの2人だ。
「いつの間にかこういう場に来ても年長組になった」(堂本光一)と苦笑いしつつ、昨年のデビュー25周年で山下達郎と共同制作した「Amazing Love」を披露。変わらない甘く優しい歌声でファンを魅了した。
終盤、年男ユニットとして登場したKing & Princeの2人は「ウサギ年」にちなみ、こう意気込んだ。
「今年は環境が変わりますが、今までもこれからも、楽しくやれたらいいなと思ってる、ぴょん」(永瀬廉)
「変わらず愛してもらえるKing & Princeであるために、たくさん努力します。よろしくぴょん」(高橋海人)
グループごとに抱負を語った場面では、“若手”が締めた。
「僕ら含め、ジャニーズが皆さんの幸せを、笑顔を引き出せるようにもっともっと頑張りますので、どうかあたたかい目で見てください」(なにわ男子 大橋和也)
「今年は僕らの名前を含め、ジャニーズの名前を世界に轟かせるよう邁進します!」(Travis Japan 宮近海斗)
2022年から23年へ、さまざまなジャニーズの「今」を濃密に感じた2時間だった。(ライター・大道絵里子)
※AERA 2023年1月30日号