
「青木はどうやら俺のことが好きらしい……」。勘違いから始まる、男子高校生同士のドタバタな恋模様を描く青春ドラマ「消えた初恋」が、今月から放送中だ。人気コミックの実写版に挑むのは、青木役の道枝駿佑さん(なにわ男子)と井田役の目黒蓮さん(Snow Man)。初タッグが新鮮な二人に迫る。
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──ピュアで優しい青木と、口下手で硬派な井田という役どころです。
道枝:青木は感情の振れ幅が大きくて、表情もコロコロ変わるんです。原作の漫画では、もはや少女漫画じゃないような目ん玉が飛び出てる顔をしてたり。コミカルなところと真剣なところがあって、演じる上では難しいなと思いました。
目黒:実際に本読みをしたら道枝くん、すごい青木感が出てたので、撮影に入るのが楽しみです。井田は、青木に対して純粋に思ったことを言うし、決めるところは決まっている。でもどこか抜けているところもあって。青木のような感情の振れ幅はないけど、抜けてる具合をどれくらいまで出すのかっていう調整が、この役の難しさと楽しさかなと思います。
道枝:僕も目黒くんの本読みの時の姿を見て、すごくまじめな井田の不器用でちょっと天然なところが出てるなと感じました。上から目線になっちゃいますけど……。
──共演が決まる以前は、互いに接点はあった?
道枝:話したことはなかったと思います。
目黒:なかったですね。合同のライブに出たことはあったんですけど、特に会話とかはなく。でも、今まで道枝くんがいろんな作品に出てるのは見てました。道枝くんって、まだ(ジャニーズ)Jr.なのにたくさんの作品に出ているイメージがあって。だから今回、一緒にお芝居をして作品を作るなかで道枝くんからもいっぱい学べたらいいなと思ってます。
道枝:僕は、Snow Manさんが出てる音楽番組とかミュージックビデオを見ていました。目黒くんは身長もスラッと高くてクールな方なんだろうなっていうイメージで。会って話してみるとやっぱりイメージ通りだったんで、すごーいと思って。