フレディと同じポーズで決めたツーショット (撮影/写真部・戸嶋日菜乃)
フレディと同じポーズで決めたツーショット (撮影/写真部・戸嶋日菜乃)
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 クイーン結成50周年展が11月12日から東京・渋谷で開催中だ。ファン垂涎の展示をラジオ番組「ディスカバー・クイーン」の案内役も務めるロック歌手のサンプラザ中野くんと一緒に巡った。

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 いつどんなときに聴いても胸を熱くさせ、生きる喜びを感じさせてくれるクイーンの音楽。名曲の数々を耳にしながら、クイーンの魅力と思い出にどっぷりと浸れるエキシビション、それが「QUEEN50周年展‐DON’T STOP ME NOW‐」だ。

 会場は、東京・渋谷の西武渋谷店モヴィーダ館。未公開写真やメンバー4人のぬくもりが伝わってくる手書きの資料、インタビューやライブ映像、ボーカルのフレディ・マーキュリーの衣装、楽器類などの貴重な展示を通じて、デビュー前から世界的バンドとしての地位を確立した全盛期、そしてフレディが亡くなったあとまでもの歩みをたどることができる。

開幕イベントには東儀秀樹さん親子や東郷かおる子さんらが登場。50周年を祝った (撮影/写真部・戸嶋日菜乃)
開幕イベントには東儀秀樹さん親子や東郷かおる子さんらが登場。50周年を祝った (撮影/写真部・戸嶋日菜乃)

 クイーン展をぜひ一緒に巡ってほしいと、アルバムをリリースしたばかりのサンプラザ中野くんにお願いしたところ、快く承諾していただいた。サンプラザ中野くんはクイーンの魅力を1年にわたり語り尽くすNHK‐FMのラジオ番組「ディスカバー・クイーン」の案内役も務めている。

 会場の入り口にサンプラザ中野くんは、鮮やかな黄色のTシャツ姿で現れた。胸元には「AY」、背中側には「OH」の文字が大きくプリントされている。もしや、このTシャツは?

「これ、フレディのエーオ! ロンドンから個人輸入したんです」

 チャリティー財団「マーキュリー・フェニックス・トラスト」のTシャツだった。フレディの没後、エイズ患者を支援するためにクイーンが設立した財団だ。サンプラザ中野くんのクイーン展への期待感が伝わってくる。

 入場すると、まず迎えるのは、クイーンの歴史を軽くたどるオープニング映像。続いて、メンバーの幼い頃の写真や資料、ギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーが結成したバンド「スマイル」時代の写真、クイーン結成当時の写真と資料が展示されている。

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