(天龍源一郎公式インスタグラム@tenryu_genichiroより)天龍プロジェクトpresents「SURVIVE THE REVOLUTION Vol.14」12月17日(金)OPEN18:30/GONG19:00/新木場1stRING (東京都江東区新木場1-6-24)/チケット料金(前売りチケット)特別リングサイド(1.2列目)…6000円/指定席(3列目以降)…5000円※当日券は500円UP/チケットはこちらhttps://www.tenryuproject.jp/product/47
日本全国どこからでも会場の熱気そのままにお楽しみ頂ける生配信!ログイン方法等お使いになりやすい方のチケットでお楽しみください! 配信チケットhttps://tenryuproject.zaiko.io/buy/1qoL:dSx:9982d
LINELIVE⇒https://onl.tw/WAMdtKg
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 そこで、プロレスラーはファンのイメージを壊してはいけないと思って、俺はコンビニやファミレスに行くことをしなくなったんだ。ブルーザー・ブロディとスタン・ハンセンが、当時、日本に来るたびに居酒屋の「村さ来」で、焼き鳥を食べながら「1本数十円でチキンが食べられて最高だぜ!」と喜んでいるのも、ちょっとなぁ。「あれだけのトップレスラーが!?」って俺でも思うもの(苦笑)。

  特に名前が売れるようになってからは、風俗店がある繁華街を歩いていると、呼び込みが「お! 天龍さん“お風呂”帰りですか?」なんて話しかけてきて、それが面倒くさい。「“お風呂”なんか行ってない」って言っても、「またまた~」って、あぁいう奴らはしつこいからね。これが面倒くさいから、そういう店にも行かなかったよ。行っていないのに行ったと思わるんだから、実際に行っていたら、さらに面倒くさいことなるだろう(笑)。

  等身大で生きていけたら楽だと思うけど、相撲やプロレスはそういうかない。善し悪しだね。いらん気を遣ってテンパらなきゃいけないから疲れることもある。引退してからしばらくたって、今では等身大で生きているつもりだけど、家族に言わせると“24時間天龍源一郎”らしい(苦笑)。お店に行っても「あれ、天龍じゃない?」って気づかれるのは、俺としては嬉しいもんだけど、家族は疲れるみたいだね。

  他の人のイメージとのギャップで思い出すのは、外国人レスラーではアブドーラ・ザ・ブッチャーとタイガー・ジェット・シンかな。ブッチャーはカナダ人でプロレスでトップにいる黒人というプライドが強かったね。リングの上では道着を履いて、頭から血を流して戦っているけど、試合が終わった後は、いつもビシっとスーツを着ていた。指輪や時計なんかのアクセサリーも気を配っていてね。

 特に地方でそんなブッチャーを見たファンは、そのギャップに驚いたんじゃないかな。それにブッチャーは人付き合いもよく、プロレスの“興行主”に宴席に呼ばれると、断らずに顔を出していた。宴席に外国人レスラーが来ると盛り上がるし、興行主のメンツも立つ。“興行主”はメンツが大切だからね。

 他の外国人レスラーは、呼ばれてもすっぽかしたり、暴れたりして、興行主からは鼻持ちならない奴と思われているのはいるけど、ブッチャーのことを悪く言う興行主はいないと思うよ。宴席に来てもちゃんと相手をして、サインを求められても快く応じていたしね。

  まあ、ブッチャーにそれだけサービス精神があったのは、彼は宴席に出ると“ご祝儀”がもらえることを知っていたからだ。それに味をしめて宴席に顔を出して、興行主たちの相手をちゃんとしていたんだ。そうすることで興行主のメンツも立つし、お互いWin-Winだよ。それを知らないブロディやハンセンはすっぽかしたり、暴れたりするんだ(笑)。

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