今年9月、グラウンドで下になりながらパンチとヒジで逆に川名TENCHO雄生を出血させ5R TKO勝利。格闘技が盛んとはいえない北海道で練習を積み、18歳にして修斗世界ライト級王者となった(史上最年少)。
11月には王者第1戦で勝利して青木真也に宣戦布告。青木もこれを受ける意向を示しており、対戦が実現するか、またテイクダウンをこらえ切らずグラウンドで下となり、そこからの打撃で攻めるスタイルが通用するか注目される。
神龍と同じ2000年8月生まれの21歳、“令和のワンダーボーイ”木下憂朔も中量級の注目株。11.28「RIZIN TRIGGER 1st」では第9代DEEPウェルター級王者の住村竜市朗をパンチからの踏みつけで降し一度は勝利が宣せられたが、踏みつけ時に金網掴みによる反則があり失格に。しかし住村も「負けは負けです。ルールはありますが、ここまでコテンパンにやられたら、何も言い訳出来ない」と試合後に語っており、これでまだプロ5戦、伸びしろも含め木下は大いに今後を期待させる。
世界を舞台とした活躍が期待される19~21歳の5選手。2022年はさらに試合で強さを見せてくれそうだ。(文/長谷川亮)