国葬に反対か賛成かを聞くと、「反対ではないので賛成なのかな」と答えた。
「でも、献花に行くほど、安倍さんの死を悼む気持ちはありません」
友だちと待ち合わせをしていた男子大学生(19)は、国葬に関心はあるが、行動には移さないと言う。
「戦後2例目で55年ぶりの国葬だというので、どのような葬儀になるかは気になります。その程度です」
会社員の男性(27)は、国葬には反対だが、賛否は職場でも友人の間でも分かれているので話題にしないようにしていると話した。
「国葬のことを話さなくても困らないのですが、何となくギスギスした世相を感じます」
(編集部・野村昌二)
※AERA 2022年10月10-17日合併号