今季から日本ハムを指揮する新庄剛志監督
今季から日本ハムを指揮する新庄剛志監督
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 謹賀新年。新たな1年の始まりに合わせて、2022年のペナントレースを大予想!どこよりも早い順位予想として、今季のパ・リーグ各球団を分析したい。/セ・リーグはこちら→2022年シーズンを制するのは!?どこよりも早い順位予想!<セ・リーグ編>

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【1位】オリックス

 2年連続最下位から見事なリーグ優勝。中嶋聡監督の「全員で勝つ」という野球を選手たちが体現して見せた。何より、若い。投手陣では、山本由伸が23歳で、宮城大弥は20歳。田嶋大樹もまだ25歳だ。ここに右ひじ手術で半年近く不在だった26歳の山岡泰輔が戻ってくる。野手陣は、吉田正尚が28歳、杉本裕太郎が30歳と働き盛り。そして、宗佑磨、紅林弘太郎、太田椋、来田涼斗と次々と若手が台頭している。他球団&メジャーへの流出がなければ、今後数年間は黄金期を謳歌できるメンバーが揃っている。もちろん、どんなに戦力が整っていても連覇は難しい。だが、このチームには、あと一歩で届かなかった「日本一」という明確な目標もある。振り返れば、「がんばろうKOBE」の1995年の翌1996年もリーグ優勝を果たし、前年に日本シリーズで敗れた借りを返して日本一になった。四半世紀ぶりの“再現”に期待する。

【2位】楽天

 石井一久GM兼任監督の1年目は3位。早川隆久が9勝、瀧中瞭太が10勝を挙げたが、開幕前に話題を集めた田中将大を含めた「538勝カルテット」は不発に終わったという判断が正しい。だが、首位とゲーム差5.5の3位は逆転可能な範囲で、打線に得点力、特に長打力と機動力があれば、その差はもっと縮められた。そこで、今オフである。新外国人として獲得したギッテンスは右の大砲として期待大。もう一人の助っ人打者・マルモレホスはミート力に優れ、さらに過去4度の盗塁王の実績を持つ西川遥輝も加入した。新戦力が働けば優勝争いは間違いなし。8月末に離脱した守護神・松井裕樹がシーズンフル稼働できれば、首位の座も見えてくる。

【3位】西武

 42年ぶりの最下位に終わった2021年シーズンから“再起”を誓う辻ライオンズ。投手陣を見ると、高橋光成、松本航、今井達也のドラ1トリオが経験を積み、平井克典、渡邉勇太朗、浜屋将太らが続き、さらに隅田知一郎、佐藤隼輔のルーキー左腕コンビにも期待。上位を争える陣容が揃っていると言える。問題は打線が以前の破壊力を取り戻せるかどうか。特に山川穂高、外崎修汰の2人が復調する必要がある。あるいは二軍で本塁打&打点の2冠に輝いた渡部健人が1軍舞台で爆発することができるか。力のある選手は揃っており、最下位からのAクラス入りは十分に可能。ルーキー、新外国人などの新戦力が噛み合えば、再び優勝を争えるはずだ。

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