その他、代表だけでなくJリーグでのパフォーマンス低下も指摘される長友佑都(FC東京)、台頭する若手とのポジション争いが激化する西川周作(浦和)も正念場と言える大事なシーズン。J2では昨季12試合出場で0得点0アシストだった43歳のMF中村俊輔(横浜FC)や昨年7月に13年半ぶりに古巣へ復帰した34歳のMF梅崎司(大分)も、自らのサッカー人生をかけた正念場を迎えている。
もちろん彼らには肉体的な衰えが間違いなくあるが、一方で家長昭博(川崎)や遠藤保仁(磐田)、山口蛍(神戸)、森重真人(FC東京)、青山敏弘(広島)、清武弘嗣(C大阪)と30歳を超えても円熟のプレーで主力として活躍を続けている元日本代表選手も多い。先日、本田圭佑が自身のツイッターで「頼むから元日本代表っていうのやめてくれ。別に普通にサッカー選手でいいやん」と、自らの肩書きについての意見を述べたが、まさにその通り。元代表選手たちには「まだまだ全盛期」のプレーを数多く見せてもらいたい。その力が、彼らにはあるはずだ。