阪神監督の待望論が出ている落合博満氏
阪神監督の待望論が出ている落合博満氏

投手陣を中心に鉄壁の守備で「守り勝つ野球」は「見ていてつまらない」と批判を浴びたこともあったが、勝負所を知った野球偏差値の高い選手たちがそろった高度な野球はスキがなかった。監督を退任して10年が経つが、野球ファンからは「落合監督の野球がもう一度見たい」と待望論が多い。

 落合氏は19年10月9日放送のスポーツバラエティー番組「戦え!スポーツ内閣」(毎日放送)に出演した際、阪神ファンのゲスト・千秋が「もし将来、阪神から監督就任の打診があったら?」という質問に、落合氏は「『野球で優勝させてくれればそれでいい』って言うのであれば(オファーを)受ける可能性はある」と発言している。

巨人はOB以外の監督は前例がないが、阪神は野村克也氏、星野仙一氏と外部招聘を行った過去がある。落合監督誕生の可能性がないわけではない。中日時代は『ファンサービスが少ない』と批判の声が上がりましたが、阪神の場合その懸念はないでしょう。勝つこと、優勝することがファンにとって一番の喜びですから。球団フロントが次期監督を選定しますが、個人的には落合さんが阪神をどう変革するのか興味があります」(在阪テレビ局の関係者)

 まだシーズンが開幕もしていないため時期尚早の話題かもしれないが、阪神の次期監督は大きな関心事になりそうだ。(安西憲春)

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