――(中国語で)北京の五輪委員会にファンレターが2万超届いているが、それを受け止めていかがですか。また中国のファンにメッセージをお願いします。
ごめんなさい、もう一回通訳してもらってもいいですか。電源ついていないのかな。誰か通訳できる方いますか。
――2万件以上の手紙(ファンレター)が届きましたが、中国のファンに一言お願いします。また、北京オリンピックが最後のオリンピックですか。
日本語で答えさせていただきます。このオリンピックが最後かって聞かれたら、ちょっとわからないです。へへへへへ。
やっぱりオリンピックやってみて、オリンピックって特別だなって思いましたし、何より、何て言えばいいんですかね。けがしてでも立ち上がって挑戦するべき舞台ってフィギュアスケーターとしてそんなところ他にはないので、すごく幸せな気持ちになっていたので、また滑ってみたいなとかっていう気持ちはもちろんあります。
あとは、そうですね。そうやって2万件のメッセージをいただいたりとか、手紙をいただいたりとか、また今回ボランティアさんもすごく歓迎してくださったりとか、もちろん中国のファンの方々も含めてすごく歓迎してくださっているのをすごく感じていて。そういうなかで演技するのって本当に幸せだなって思いながら今回滑りました。本当にそんなスケーター、そんな簡単にいないよなって思いますし、羽生結弦でよかったなって思いました。
――今後の新しい目標はなんですか?
えっと、うーん。そうだなぁ。ゴール……。4回転半降りたいなというのはもちろん少なからずあって、それとともに自分のプログラムを完成させたいなって気持ちはあります。ただ、先ほども言ったように自分のアクセルは完成しちゃったんじゃないかなって思っている自分もいるので。ふふ。これから先フィギュアスケートをやっていくとして、どういう演技を目指したいかとか、どういう風に皆さんに見ていただきたいかとか、いろんなことを今考えています。うーん。まだ次のオリンピックとか、どこでやるのかなとかまだちゃんと自分の中でも把握できていない自分がいますし、正直混乱しているんですけど(笑)。でも、これからも羽生結弦として、羽生結弦が大好きなフィギュアスケートを大切にしながら極めていけたらいいなって思っています。