老後は私の実家を建て直して田舎生活をするとか、豪華客船で世界一周するといった夫婦の夢を描いています。豪華客船で踊るため社交ダンスの練習もしているほど。彼とならきっと、そんな夢をかなえられると思えるんです。
夫 上條悠輔[35]ベイシス 経営企画部 経営企画課 課長
かみじょう・ゆうすけ◆1987年、長野県生まれ。工学院大学工学部を卒業し、サイバーコネクション(現ベイシス)入社。Speeeへの転職を経て、2019年から現職。上場プロジェクトや経営戦略策定、マーケティングなどに携わる
独身時代は24時間365日ガムシャラに仕事に打ち込んで、生き急いでいた感覚があったけれど、結婚したことで生き方も働き方も大きく変わりました。家庭という安心して帰れる場所ができたからこそ、自分にしかできない仕事を追求したり、新しい価値を生み出したりができるのだと思えるようになりました。
独身時代はふわふわした女の子だった妻が、今は頼もしい母親になってくれました。何より、いつでも僕の味方でいてくれて、全部受け入れてくれることに感謝するばかりです。お互いに一人で打ち込む趣味を持たず、家族が趣味のようなものなので、休日もいつも一緒に過ごしています。
年末年始には家族で1年のスケジュールを立てるのが恒例行事です。年に1度の家族旅行の行き先や目標の貯金額、家族の目標を話し合い、これまでも移住や貯金などをプラン通りに進めることができました。今年の最重要課題は、就学する長女のサポート。同じゴールを家族で共有し、実行していけることが幸せです。
(構成・森田悦子)
※AERA 2022年3月28日号