4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられました。成人の定義が変わるのは明治以来、約140年ぶりのことだそうです。
私が18歳のころは、ちょうど大学に入りたてで、まだまだ学生気分。自宅から通っていたこともあり、親のすねもかじり放題でとても自立精神なんてありません。一方、高校生になったころから親に向かって「もう子供じゃないんだから」なんて言っていましたけど(笑)。
いま考えると、自分の都合で子供と大人を行き来して、大人を冷ややかな目で見ていたこと自体が、実に子供だったんだと、気付かされます。
自分が本当に大人になったと感じるようになったのは、やはり社会人になってからです。それでも、立派な先輩方にお目にかかると、まだまだ足りないと思うこともあります。いくつになっても完全な大人にはなれないのかもしれません。
なので、18歳が大人といっていいものか。