■伊是名夏子


1982年/沖縄県今帰仁村出身。英語教諭の父・進(74)、家庭科教諭の母・トミ子(71)の三女として生まれる。名護市内の病院で生まれたときにすでに両足の骨が折れていた。生後1カ月で「骨形成不全症」と診断される。翌年、那覇市に転居。
89年/沖縄県立鏡が丘養護学校(現・特別支援学校)小学部に入学。
95年/中学部に進学。
96年/中学2年生のときに高松宮杯(現・高円宮杯)全日本中学校英語弁論大会で2位になり、副賞でアメリカでのサマーキャンプへ招待される。
98年/沖縄県立首里高校に入学。放送部、生徒会、インターアクト部に所属。
2001年/早稲田大学第一文学部に入学。初めて一人暮らしをする。カンボジアの孤児を支援するNGO「風の会」で活動。
03年/大学3年生のときにアメリカ西海岸のカリフォルニア州立大学サクラメント校に1年間交換留学。
04年/デンマークの全寮制の学校バーナホップフォルケホイスコーレに3カ月留学。帰国後、フリースクール「おひさま地球子屋」スタッフとして活動。
06年/早稲田大学第一文学部総合人文学科英文学専修卒業。卒業後もフリースクールのスタッフとして働く。
07年/沖縄のバリアフリーネットワーク会議バリアフリーツアーセンターで勤務。
08年/沖縄県の小学校で1年間英語講師として勤務。
10年/大学時代から付き合っていた恋人と結婚(事実婚)。夫の転勤で香川県に転居。
11年/香川大学大学院に入学。発達障害児のICT利用を研究。
12年/かがわ青少年育成支援ビジョン策定検討会委員を務める。
13年/大学院修了。修士論文のテーマは「20代の骨形成不全症の女性の当事者研究」。第1子出産。子どもを非嫡出子にしないために出産直前に婚姻届を提出。
14年/夫の転勤で川崎市に転居。
15年/第2子出産。
19年/約6年間の婚姻期間を経てペーパー離婚し、事実婚に戻る。現在は琉球新報、東京新聞、ハフポストでコラムを連載中。5月に初の著書『ママは身長100cm』(ハフポストブックス)を上梓予定。

■深澤友紀
1978年生まれ。琉球新報社を経て、2012年、朝日新聞出版に入社。現在「アエラ」編集部。スポーツ、働き方、子育て、障害児・者、沖縄などを取材。著書に『産声のない天使たち』がある。
※AERA 2019年4月22日号

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