記録的な酷暑で高校野球の在り方そのものも考えさせられるいまこそ、スージー鈴木さんは、“打倒・『市船soul』”のマインドが必要という。

「私は千葉ロッテマリーンズのファンなんですが、千葉ロッテの応援歌を使っている高校もある。昔に比べて、選曲がひろがっているので、だったら、打倒・『市船soul』で、自分たちの顔となる応援歌を作っちゃえよ! と思います。いわば『応援歌甲子園』に出場するという気持ちで、応援のアイデアやクリエィティビティで競い合うという発想の転換をすれば、真夏に駆り出される吹奏楽部の皆さんの気分もいいのでは。甲子園にたどり着けば、全国ネットで自分の作った曲が流れるなんて最高だと思う」

 高校野球にも変化が訪れた今年、オリジナルの応援歌が流れることも期待される。

(AERA編集部・太田裕子)

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