
「約160億円で5年」の大型契約
ヘンリー王子(40)とメーガンさん(43)の大手動画配信サービス、ネットフリックスとの契約が、今年9月で満了する。2人が2020年に王室離脱して、アメリカ・カリフォルニア州に移り住んで間もなく、約160億円で5年契約を結んだといわれているが、それが更新されるのだろうか。
結婚前に女優として活動していたメーガンさんはテレビドラマ「SUITS/スーツ」に出演するなどしているが、映像制作に携わった経験はない。まして、ヘンリー王子は実社会で働いた実績はなく、当時、メディアから「2人は経験不足では」と問われている。王子は「メーガンが長くこの分野で働き、何でも知っていると安心させてくれた。メーガンに任せておけば問題ない」と胸をはって答え、自分としても「映像制作の技術を通信教育などで学びたい」と意欲を見せていたものだった。
最初に発表した番組は、22年公開のドキュメンタリー「ハリー&メーガン」で、2人が王室を離脱した経緯などを説明したものだった。物珍しさからか、視聴率は悪くなかった。けれど、自分たちはパパラッチに執拗に追われたが、「王室は助けてくれなかった」と訴える映像が、「ハリー・ポッター」の試写会時のもので2人とは無関係であり、南アフリカでアーチー王子ら3人を上から狙った「悪質なパパラッチ」とされた男性が実は許可を得た公式撮影者であるなど、いくつものずさんな虚偽が見つかった。

エリザベス女王を見下すような仕草も
なかでも最も視聴者を憤慨させたのは、メーガンさんがエリザベス女王へのコーテシー(女性が位の高い女性に行う礼儀としての挨拶)を大げさに真似て、長い伝統を見下したことだった。横に座ったヘンリー王子は妻をたしなめるどころか軽く笑って眺めていただけだった。