
逆に、帰省する側の立場で、帰省することについてどう思うか聞いたところ(複数回答)、「帰省して家族の顔を見たい」が最多の33.7%、そして「帰省して家族の顔を見せたい」も29.1%でした。
一方で、「交通費や時間がかかって大変」が25.0%。さらに「義理の実家より、自分の実家が快適だ」という声も20.3%ありました。「お盆に帰省するのは当然だ」は17.4%にとどまりました。
「孫の顔を見たい」
帰省する側であり、迎える側でもある立場という60代の女性は、セパレート帰省に「反対」を選びました。
「夫の実家には行くと気を遣わなきゃいけないし、疲れるから行きたくない。息子家族が来ると準備後片付け、家事が大変。でも年に1度か2度だし、短期間だし、息子や孫の顔も見たいと思うので帰ってきて欲しいし、夫のお義母さんもそう思ってるだろうから、すべきではないと思う」(60代、女性)
迎える側の立場という60代女性は、こうコメントしました。
「出来れば揃って帰って欲しいと思うが、負担に感じるのであれば帰らないのではなく、短期間にするなどして欲しいと思う」
また、「孫がいる場合は両家に夫婦家族で帰省して欲しいです。両家の祖父母の楽しみ、生きがいと思います」(60代、女性)というコメントもありました。
普段は仕事が忙しい人にとって、お盆の時期は貴重な休日でもあります。パートナーと分かれて帰省するのは、帰省先では思うように休むことができなかったり、せっかくの時間を自身の親のために有効に使ったりするためという声も。