国内他球団の助っ人を獲得してきたロッテ
ロッテは国内他球団でプレーした助っ人外国人を獲得するケースが目立つ。現在所属しているグレゴリー・ポランコは巨人、ネフタリ・ソトはDeNAでプレー経験がある。共にNPBで本塁打王を獲得した実績を持つ強打者だが、今年は2人とも本調子ではない。ポランコは39試合出場にとどまり、打率.201、5本塁打、13打点。得点圏打率.182と勝負強さを発揮できず、現在ファームで調整中。ソトも打率.214、8本塁打、25打点とふるわない。チームが最下位に低迷していることから、助っ人外国人を刷新するなら、オースティンを候補にする可能性がある。
一方で、こんな見方も。
「オースティンは大幅減俸を受け入れてでも残留するのではないでしょうか。DeNAに対する愛着が深く、チームメートと強い絆で結ばれている。横浜の街も気に入っている。現役引退するまでプレーしたい思いがあると思います」(DeNAを取材するライター)
DeNAは巻き返しに向けて、昨年のポストシーズンに活躍して日本一に貢献したマイク・フォードとの再契約を正式に発表し、元中日のダヤン・ビシエドの獲得に向けて調査をしていることも報じられた。だが、DeNAファンは、オースティンが万全のコンディションを取り戻して1軍の舞台に戻ってくることを願っているだろう。
(今川秀悟)
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