なかには有料でダウンロードする買い切り型のアプリゲームもありますが、ゲームを進めていくと新しい要素が加わり、追加でお金を払ってゲームを続けていく、というのがアプリゲームの大きな特徴と言えます。
スマホのアプリを使う際にお金を払うことが普通になってきているからか、ゲームに対してお金を払うことのハードルも下がっているように感じます。
ソフトバンク子会社のSBペイメントサービス社の2025年の調査によると、20~30代の男性、20代の女性の約半数がアプリゲームで課金しており、1か月平均で、20代女性は「5千~1万円未満」(16.2%)、30代男性は「1万~3万円未満」(7.7%)の割合などがほかの世代と比較して高いそうです。
家庭用ゲーム機のソフト1~2本分を課金している人が多い、ということになりますね。
Switch2の今後は
多くの人がお金をかけて楽しみ、規模を拡大しているゲーム市場。
任天堂の今年3月期の決算説明資料によると、「Switch2」は初年度に世界で1500万台販売し、来年3月期の売上高は前年比63%増の1兆9千億円が見込まれています。
任天堂はこの「Switch2」で、各家庭にゲーム機が1台ではなく、「1人に1台」という戦略をめざしています。
世界的にも注目されている「Switch2」のこれからが注目されます。
(横川楓)
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