今後はファンとの距離感にも変化が?
元「週刊SPA!」副編集長で芸能デスクの田辺健二氏は永野の今後についてこう予測する。
「彼女の出演作品から香り立つイメージからは、独自のリズムでお芝居ができる稀有な女優という印象を受けます。『半分、青い。』でも、北川悦吏子さんの独特でクセのある脚本を見事に演じきり、圧倒的なヒロイン像を打ち立てました。その時点で、今の大ブレークぶりはすでに約束されていたようなもので、トップ女優になるべくしてなったと言っていいと思います。一方、ラジオのレギュラー番組を持っていたり、インスタライブを定期的にやるなど、ファンとの距離感の近さも彼女の人気の秘訣。今後その距離感に変化が訪れる可能性は否めませんが、作品に全力を注いで、また見る人を圧倒していってほしいですね」
永野に訪れた最初にして最大の試練。それをどうしのいでいくのか、日本中が固唾(かたず)をのんで見守っている。
(藤原三星)