
今期最大のヒット作品と目されていた連続ドラマ「キャスター」(TBS系)に予期せぬ暗雲が立ち込め始めた。日曜劇場という局の金看板で主演は阿部寛ということもあってか、同作は初回の世帯視聴率が14.2%、第2話が11.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と4月期の民放の連続ドラマではダントツ1位で、トップを独走中していた。
しかし、第3話を前に“文春砲”がヒロイン役の永野芽郁(25)を直撃。「週刊文春」は、永野と田中圭、さらに永野とキム・ムジュンの密会を写真入りで報じ、永野の「二股不倫疑惑」に世間は大騒動になった。永野、田中、キムは三者とも報道内容を否定したものの、「キャスター」で永野が演じる役が「真実を究明する報道番組のテレビ局員」ということもあり、最もバツの悪いタイミングでの初スキャンダルとなった。
「不倫疑惑の相手である田中圭さんは15歳年上で2児の父であるにもかかわらず、仲むつまじい2ショットも拡散されSNSは騒然としました。しかも、もうひとりのお相手である韓国人俳優のキム・ムジュンさんは、『キャスター』で永野さんの部下役を務めている。ジャーナリズムを描くドラマにおいて、さすがにこの二股不倫疑惑はどう考えてもマズい。スクープを“撮る側”であるテレビ局員役の永野さんが、思いっきりスクープされたわけですから。現在、永野さんはサントリーや花王など11本ものCMに出演しており、スポンサーの反応次第では危機的な状況に追い込まれる可能性もあります。さらに3月末から『オールナイトニッポンX(クロス)』のレギュラー放送がスタートしたばかり。今回のスキャンダルにはまったく触れずに放送を続けるのかどうか、注目が集まります」(民放ドラマ制作スタッフ)
TBSは「現時点で永野芽郁さんの出演に変更はない」(「日刊スポーツ」4月23日配信)と回答しており、「キャスター」第3話は予定通り放送されるはずだが、世間の反応次第では事態が急展開する可能性もありそうだ。
かつては清純派女優と称され、これまでノースキャンダルを貫いてきた永野の「二股不倫疑惑」は、そのギャップの大きさも話題となった。こうした中、永野が過去に語った恋愛観が改めて注目されているようだ。週刊誌の芸能担当記者は言う。