
4月5日に筑波大学の入学式に出席した秋篠宮家の悠仁さま。平日のオリエンテーションも終え、来週14日からは授業も始まる。注目された入学式の日、大学周辺では現地に足を運んだユーチューバーがライブ配信を始めるといった騒ぎもあったが、悠仁さまは周囲の学生と談笑するなど新生活のスタートを楽しまれた様子。式典が終わると、新入生を相手にサークル勧誘のビラが配られ、悠仁さまもニコニコしながらたくさんのビラを受け取っていたようだ。
キャンパス内は自転車移動を
午前8時6分、筑波大学構内の駐車場に悠仁さまを乗せた車と警備らしき車が入ってきた。
ほんの15分ほど前、入学式を前にした悠仁さまは濃紺のスーツにネクタイ姿で報道陣の取材に応じていた。悠仁さまは、ゆっくりと落ち着いた口調で、さまざまな学問の分野を学べることへの感謝を述べると続けて、「広いキャンパスですし、そして緑が豊かであると感じています。やはり授業の合間とか、自転車に乗って移動しようと思っています」と、学生生活への期待を口にしていた。その後、式典まで時間があるのでいったん車に戻り、待機していたようだ。
キャンパスの敷地には、新入生とその保護者たちのほかに、悠仁さまの姿をひと目見ようと待つ人たちやかなりの人数の私服の警察官らが配置され混雑していた。しばらくすると、駐車場に止まっていた車のドアが開き、悠仁さまが姿を見せた。
スーツの背中には大きな黒いリュック。落ち着いた様子で入学式が行われる講堂へと向かった。
「写真は撮らないで」とピリピリ
入学式での悠仁さまは、リラックスした時間を過ごしたようだ。警備担当者と一緒に会場に入るときこそ新入生らの注目を浴びたが、親しく話していた隣の新入生以外にも席の離れた新入生から声をかけられると笑顔で会釈をしながら会話を続ける映像がニュースで流れた。
構内は、新入生やその両親たちが楽しそうに記念撮影をするほほ笑ましい光景もあったが、かたや大学の腕章を付けた係員らは、カメラやスマホを悠仁さまに向けようとする人を見つけると、「写真は撮らないで」と制止して回るなどややピリピリしたムードが漂っていた。