学び舎に別れを告げて、校門から友人らと出てきたのは悠仁さま。沿道からお祝いの声があがると、笑顔で手を振った=2025年3月18日午後、東京都文京区、読者提供

 ご家族の愛情に包まれながら皇位継承者としての学びも深め、充実した高校生活を送った悠仁さま

 先日の高校の卒業式では、「生涯の友達を作ることはできましたか」という報道陣からの問いかけに、友人との楽しい記憶をかみしめるような表情を浮かべて、

「ええ…もう…、忘れられない友だちも作ることができたと思います」

と答えた。

 進学先の筑波大学の学食は充実しているようで、紀子さまの「手作り弁当」も卒業になるかもしれない。

 大学へは当面は秋篠宮邸から車での通学になるが、宮内庁は大学のあるつくば市内に、民間の共同住宅の単身者用の部屋を借りたと明かした。賃料は秋篠宮家の私的な生活費用である皇族費から捻出するという。授業の様子を見ながら、車通学と現地住宅への泊まりとのハイブリッド生活になりそうだ。

 (AERA 編集部・永井貴子)

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