人と比べて変わっていても大丈夫
発達障害の方は良くも悪くも他の方と比べて、考え方や言動が少し変わっていることが多いと思います。
私も自己肯定感が著しく低い状況で会社を独立したのですが、今になって振り返ってみると、自己肯定感が低かったからこそ、月100万円を稼げるようになったと感じています。自己肯定感が低いことが自らをレベルアップさせていくことへの原動力となり、成長できたと思うからです。
例えば、良くも悪くも自分自身に自信がないおかげで、慢心することはなく、常に、もっとより良くしなければという危機感や切迫感を持てています。
慢心してしまったら、成長がストップしてしまいますが、自己肯定感が低いことで常に現状に満足せず、高みを目指し続けられるでしょう。
また、自己肯定感が低いからこそ、丁寧かつ慎重に仕事に取り組めます。私は業界内で圧倒的な実績がありますが、今でも自分の実力を不安に思っていますので、手を抜いて仕事をすることはできません。
そして、万全のコンディションでなければ不安なので、仕事の前は十分な支度をしますし、色々とシミュレーションをした上で取り組むようにしています。もちろん、仕事の前日に夜更かしすることは絶対にあり得ません。
それに、たとえ自己肯定感が低くても、少しの工夫で、仕事に支障がない状態にすることは可能です。
例えば、自己肯定感が低いことの最大のデメリットは、堂々と自信を持って、人と会話できないことです。営業や仕事の打ち合わせをする時に、弱々しく自信なさそうに話されると、仕事を依頼する側は不安に覚えてしまうでしょう。
しかし、少しだけ工夫することで、商談や仕事の1〜2時間だけは、堂々と自信たっぷりに振る舞える方法があります。