
「興味の対象がすぐに変わる」からこそできること
「興味の対象がすぐに変わる」という特徴はADHDの人に多いのですが、変化の激しい現代においてはこれが強みになります。
例えば、私の本業はカメラマンですが、マーケティングやブランディング、ウェブ集客など色々なことに興味があり、ビジネス書を読み漁ったおかげで、キレイな写真を撮るだけでなく、「マーケティングなどを駆使して売上アップに貢献できるカメラマン」として活躍できています。
カメラ一筋でやってきているカメラマンの方が撮影技術は高いですが、私は写真が使われるサイトでの集客効果など色々なことを考えた上で写真撮影をしています。なので、当然のことながら、集客を高めたいと考えるクライアントのニーズに合った写真を提供できています。
また、経営の安定化という観点で、複数の事業を保有することでリスクを減らすということが重要です。
興味の対象が変わりやすい人は、ひとつの事業が軌道に乗ると、次の事業立ち上げをしたくなるケースが多く、新しい事業も軌道に乗れば、経営がさらに安定することになります。
実際に私はレンタルスペースの撮影を多くしていたら、レンタルスペースの売上を伸ばす方法に興味を持ったため、それが集客支援という事業に発展しました。
また、集客支援だけでなく、自分でもレンタルスペースを運営したくなったので、レンタルスペース運営を始めました。そうしたら、さらに新しい事業を始めたくなり、レンタルスペースの運営権を事業譲渡したところ、事業譲渡の面白さを知り、事業譲渡の仲介事業などもスタートして、今のところ、どの事業もうまくいっています。
このように、興味の対象がすぐに変わることが、色々な知識や情報を習得できたり、新しい事業を立ち上げたりできるという強みになります。