米ツアーは、今週末から米国本土での開催が続き、この辺りからこうした強豪たちの調子もさらに上がってくるところ。また本土のコースは、バラエティ豊かで、芝質やグリーンの速さ、風の読みなど大会ごとに異なる対応が求められる。特に今季から米ツアーに参戦する選手にとっては、長い転戦や生活面などで国内とは全く異なるメンタリティも求められる。
日本勢は、シーズンスタートからの活躍で、3月17日現在の世界ランクは、古江が7位、山下が14位、竹田が15位、笹生が19位。トップ20に4人がランクインし数だけではなく、実力でもそのレベルの高さを証明しつつあるが、この勢いを維持するためには、こうしたことへのさらなる適応力が鍵となるだろう。
果たしては、日本人プロはツアーのタフさや、コルダを中心としたトッププレーヤーたちとどう渡り合うのか。日本のファンとしては、彼女たちのさらなる飛躍を期待したいところだ。

