
球界ではオフに結婚発表が集中する。このオフ、一番の衝撃だったのは、昨年オフにロッテからドジャースに移籍した佐々木朗希(23)の結婚発表だろう。スプリングキャンプ真っただ中の2月21日に自身のインスタグラムで結婚したことを明らかにした。大谷翔平、山本由伸もまったく知らず、驚きを隠せなかったという。
ほかにも多くの選手たちが昨年オフから今年にかけて、結婚を発表している。佐々木と同学年のオリックス・紅林弘太郎(23)は3月3日に自身のインスタグラムで結婚を報告。巨人・吉川尚輝(30)は昨年12月にシンガーソングライターの足立佳奈との結婚を発表した。ソフトバンク・東浜巨(34)、広島・野間峻祥(32)、日本ハム・郡司裕也(27)らも、このオフに結婚を発表している。
「昔は毎晩のように夜のネオン街でお酒を飲み歩いている選手がいましたが、今は派手な夜遊びに興味がない若手が大半です。早い時期に結婚するのは自然かもしれません。僕は20代前半に結婚しましたが、家族がいると責任感が生まれるし、野球にプラスアルファになりました。1人でいると野球のことばかり考えてしまうので、妻とまったく違う会話をすることで精神的な安らぎが生まれる。食事を作って栄養管理してくれることも助かりました」(在京球団のOB)
昭和のプロ野球選手のような坂本
一方で、絶大な女性人気を誇りながら、独身を続けるスター選手がいる。その代表格が巨人・坂本勇人(36)とヤクルト・山田哲人(32)だ。
坂本は甘いマスクで20代の頃から球界トップクラスのモテ男で知られ、数多くの美女と浮名を流してきた。スポーツ紙の巨人担当記者が証言する。
「昭和のプロ野球の伝統を引き継ぐ選手ですね。豪快に飲んで豪快に遊ぶ。野球にはストイックでオンとオフの切り替えがすごいと感じます。ただ、30代半ばになってからは以前より飲み歩かなくなったと聞きます。体調管理に気を遣うようになり、睡眠時間をきっちりとる。自分のペースを大事にする性格なので、引退するまで結婚しないんじゃないですかね」