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「公私ともに」がカギ
ほかに「苦労していてもポジティブだから」(51歳・女性・パート)と、読者から幸せ認定されたアンミカさん、「私自身もコロナ以降、仕事には黒のスーツにヒールというルールをやめて、ピンクの服を着るようになった」という47歳の女性経営者が推したカラフルファッションの木村カエラさんや、料理愛好家の平野レミさんや黒柳徹子さんなど、ありのままの自分を認め、見せている人には、幸せが寄ってくるイメージがあるようだ。
さて、このアンケート結果から、どのような「幸せの法則」が見えてくるだろうか。アンケートで挙げられたコメントを見ると、キャリアにおいて成功していることはもちろん、プライベートでの充実度を重要視している傾向がみられた。
パーソルの「『はたらいて、笑おう。』グローバル調査結果」のウェブサイトには、「報酬」「地位」「仕事の条件」など「客観的Well-being」(誰もが客観的に把握できる価値)と、「主観的Well-being」(個人が主観的に感じる価値)というふたつの基準が示されている。
確かに「やりがい搾取」という言葉もあるように、やりがいがあっても経済的な報酬が伴わなければ、それは健康なありかたとは言えない。だからといって報酬ばかり充実しても、心が乾いてくるのだろう。知らないけど、きっと。
「客観的Well-being」と「主観的Well-being」のバランスの最適解を探り、自分なりの法則を見つける──。
その答えは人の数だけ、あるはずだ。(ライター・福光恵)
※AERA 2025年2月17日号
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