表紙は熊本城!(五島健司さん撮影)
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特集のトビラです!
写真甲子園2016の審査委員席より
「超実践ポートレート撮影マスターツアー」のひとコマ

みなさん、読んでいただけましたか?

今回の巻頭特集は「歴史を撮る」。
グラビアを含む約70ページの大作です。
ラインナップは以下のとおりです。

▼戦国の城を撮る
▼司馬遼太郎の幕末世界を撮る
「坂本龍馬と土佐勤王党」「新選組と京の闇」
▼入江泰吉の奈良・大和路
▼みちのくの小京都、角館の武家屋敷を撮る
▼歴史を撮るカメラ
▼古墳のある風景を撮る
▼縄文散歩と土門拳

第二特集は「いま写真家がミラーレスを使う理由」。
最近、撮影会に来るベテランの方々の間でも
増えてきましたよね、ミラーレス派。

そんなわけでハービー・山口さん、清水哲朗さん、
福田健太郎さん、黒柳昌樹さんに
ミラーレスを使う理由をたずねるとともに、
作品を見せていただきました。

で、せっかくですので、
ここでは巻頭特集以外の記事について
触れてみたいと思います。
内容盛りだくさんなのと、
僕の個人的な思い入れもありまして(笑)。

(1)新進作家が撮る「東京」

東京都写真美術館が「トップミュージアム」として
9月3日にリニューアル・オープンします。
これを記念して、「新進の写真家が撮った東京」が
展示されることになりました。

で、写真家のラインナップが実にいいんです!
元田敬三さん、佐藤信太郎さん、小島康敬さん、
野村恵子さん、田代一倫さん、中藤毅彦さん。

本誌でもおなじみの方もいらっしゃいますね。

みなさんの作品づくりの参考にもなるので
ぜひ見てほしいと思います!

(2)審査委員席から見た 写真甲子園2016熱闘の記録

このブログを見ていただいているみなさんは
ピンと来たかもしれませんね。

原稿を書いたのは僕です(笑)。

初戦からずっと審査委員を務めていましたから、
単なる取材ではない「目線」があるわけです。
かくいう僕は高校野球誌の元編集者でもあります。
夏の甲子園を振り返るようなタッチで
初戦から本戦までを綴ってみました。
「勝った、負けた」だけではないドラマがそこにあります。

(3)Special Feature Photography

このコーナーは「いま注目すべき写真」を
編集部がピックアップする特集です。
作品はもちろん、写真家自身あるいは批評家による解説付きです。
今回のラインナップは濃厚です。

まず、20年前に逝去された動物写真家・星野道夫さんの
作品をフィーチャーした「没後20年 星野道夫の旅」。
モデルで国連WFP日本大使の知花くららさんが
世界各地の訪問先で人々を撮った「“Eye”love you!」。
そして造形美がはかなくも美しい芦谷淳さんの「NEW ROADSCAPES」。

写真家以外の著名人の作品が本誌を飾ることは少ないのですが、
知花くららさんの写真を見たとき、
「これは!」と思いましたね。
立ち読みでもいいから一度、見てみてください。
僕があれこれ論じても陳腐なので(笑)。

(4)写真家・河野英喜さんと行く
超実践ポートレート撮影マスターツアー
in 西伊豆3日間 誌上リポート

アサヒカメラ創刊90年記念企画の第2弾!
今回は河野さんを講師に人物撮影の猛合宿に挑みました。
そのリポートがこちらです。
モデルはタレントの藤井奈々ちゃん(藤井奈々オフィシャルブログ)と、宮澤じゅりちゃん(宮澤じゅりオフィシャルブログ)。
二人とも超可愛くて性格がいいので、
僕はすっかりファンになりました(笑)。

参加者9人(男子100%!)は腕をどう上げたか?
可愛いお二人の写真とともに見ていただければ幸いです。

長くなりましたが、今月号もよろしくお願いします!

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