著者の最新作『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』

 たとえばですが、朝・昼・晩の決まった時間に、そのときどきの問題点や困っている点をメッセージで共有するのが好ましいです。

 このようにしたうえで、実際に話しておきたい部分に関しては、直接それを伝えにいくスタイルを行うと、上手にコミュニケーションがとれることが多いです。
 

 一方で、緊急連絡をしたい場合には、どうすれば良いでしょうか。

 これは「定期報告」のルーティンを破ることで、緊急だと伝えることができるのです。

 つまり、定期的な報告以外であれば、それはまさに「緊急」であることを示せるのです。

 なので、相手には緊急報告の際には、すぐに連絡をするように伝えておきましょう。

「いきなり連絡がある」=「緊急報告」という状況を作るのです。

 また、新しい環境で仕事をしなければいけないようであれば、現場に飛び込む前に「報告をされる場合に、都合の良いタイミング」を、前もって聞いておくと良いでしょう。

 こうすることで「今、忙しいの!」と言われることをかなり減らすことができます。

 私もこの手法を、防衛大学校時代に使っていました。とても厳しいある教官は「ご飯を食べたあとは優しい」という情報があったので、そのタイミングでよく報告に行っていました。
 

 どうしても、人間には機嫌が良いとき、悪いときがあります。

 ランチタイムに相談したい人や、ランチタイムは静かにご飯を食べたい人など、人によってさまざまです。報告するタイミングはよく考えておきましょう。

(ぱやぱやくん)

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