「AERA dot.」に最近掲載された記事のなかで、特に読まれたものを「見逃し配信」としてお届けします(この記事は10月15日に「AERA dot.」に掲載されたものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。
【写真4枚】レジェンド級の選手ばかり…今季オフに「大減俸の可能性高い4選手」がこちら
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中島宏之(前中日)、大田泰示、大和(ともに前DeNA)という実績豊かな3選手が戦力外通告を受けた。ファンからは現役続行を望む声も出ているが、果たして3人の今後はどうなっていくのだろうか……。
プロ野球界では日本シリーズ進出へ向けてクライマックスシリーズ(CS)での戦いが盛り上がっているが、各球団から戦力外選手が続々と発表された。3人に関しては今季の働きぶりから戦力外通告が予想されてた部分もあったとはいえ、やはり実際に発表されると大きな話題となった。
「3人ともに夏場前から戦力外も噂されていた。各球団が早い段階で発表したのは、今後へ向けて動きやすいように最大限の敬意を払ったということ。現役続行を望む選手は水面下で他球団との接触もしているはず」(在京テレビ局スポーツ担当者)
中島は9月16日に来季の構想外であることが報道され、大田、大和は10月1日に戦力外通告が発表された。今後については、中島と大田は現役続行を希望、大和については未定とされる。
昨オフに巨人から戦力外となった中島は今季から中日に加入して開幕一軍入りをしたものの、4月に負った右手中指の負傷の影響もあり15試合の出場で13打数ノーヒット、1打点と全く見せ場を作れずにシーズンを終えた。しかし、「野球が好きですし、まだまだ頑張りたいと思っています」と現役続行に意欲を示している。今季の成績が成績だけに今後の活躍は“厳しい”という見方も多いが……。
「(今年で42歳の中島は)限界説も聞かれるが打球の威力はチーム屈指で、試合へ出場すれば存在感を発揮できるはず」(中日関係者)とまだ戦力になれると太鼓判を押す人は少なくない。
「9月の二軍調整中には一塁守備も積極的に行なっていた。来季は両リーグどちらでもプレーできるよう、打撃以外の選択肢を増やしたい思いもあったようだ。知名度も高く2000本安打目前(現在1928安打)でもあるので獲得球団はあるのではないか」(中日関係者)