佐藤弥生さん(右)と佐藤宏昭さん(撮影/戸嶋日菜乃)
佐藤弥生さん(右)と佐藤宏昭さん(撮影/戸嶋日菜乃)
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 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2023年4月17日号では、ミカヅキデザインでデザイナー・アートディレクターを務める佐藤弥生さん、佐藤宏昭さん夫婦について取り上げました。

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妻が29歳、夫が37歳のときに結婚し、長女(10)、次女(4)と4人暮らし。

【出会いは?】勤務先。夫が働いていたデザイン事務所に妻が入り、後輩となる。

【結婚までの道のりは?】妻が食事に誘ったのを機に交際スタート。共に過ごすうちに、自然と結婚。

【家事や家計の分担は?】基本、料理と洗濯は妻。それ以外はラフ&自由に、気付いたほうがやる。家計は別々。

妻 佐藤弥生[39]ミカヅキデザイン デザイナー・アートディレクター

さとう・やよい◆1983年、静岡県出身。2006年、アイ・エム・ジェイ入社。デザイナー・アートディレクターとして大手企業のWebサイト運営に携わる。21年に独立。現在はブランディング、デザイン・地域活性化活動に取り組む

 ぶっきらぼうだけどみんなの兄貴、みたいな憧れの先輩デザイナーでした。仕事の捉え方や切り口が他のデザイナーと違って、私もああなりたいなと。同い年だとライバルになっちゃうけど、八つ違うのでそういうのもない。何でも受け止めてくれて感謝です。

 デザインの力で地域を面白くすることをやってみたくて、一昨年独立しました。立ち上げた「Onigo」というアクセサリー・雑貨ブランドは、今住む町名「鬼越(おにごえ)」にちなんだもの。最近は(千葉県)市川市内の方の依頼で、ロゴやチラシ、パッケージデザインなどの仕事もしています。

 朝から晩までずっと2人でしゃべってますね。お昼も一緒に食べに行くし、親や友達より一番何でもしゃべっている。いま手掛けている「まちガチャ」のプロジェクトも2人の会話から始まりました。

 子どもがいてすごい楽しいんですけど、あわよくば2人でもっと出かけたい。夫婦で過ごす老後がとても楽しみ。元気なおじいちゃん、おばあちゃんになるのが夢ですね。

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