他人の評価を気にして、日々の行動を決めてしまっていませんか? Xフォロワー約30万人の元自衛官ぱやぱやくんは、「他人の評価に依存しない生き方」の大切さを語ります。プライベートでさえ他人の目を気にしてしまう危うさ、自分自身の評価基準を持つことの重要さを、著者の最新作『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』から抜粋・再編集してお伝えします。
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「パートナーに褒められたい!」とか「上司に怒られたくない……」などと思って、日々の生活を送っている方は多いと思います。
これは悪いことではありません。しかし一方で、こうした考え方には、ある種の「危うさ」が潜んでいるということも忘れてはいけません。
なぜなら、そのように生きることは、行動基準を他人の評価に任せてしまっている側面があるからです。
もちろん、組織の中で動くときには「評価基準」を意識する必要があります。
しかし、私が特に注意して欲しいと思っているのは、本来、自分のためだけに過ごせばいいはずのプライベートでさえ、他人の視線を気にするようになることです。
もしも他人の目ばかりが気になってしまったら、どうなるでしょうか。
それは、自分の「こうしたい!」という希望よりも、他人の「評価基準」のほうが気になるようになってしまうということです。
たとえばですが、
● 転職をしたいけど、親や上司がうるさいから……
● 年収が下がったら友人たちにバカにされるから……
● ご近所さんから褒められたいから、町内会の役員でもやろうかな……
と思って行動していると、自分のやりたいことに割ける時間が削られてしまいます。
そして、いつの間にか、あなたの人生の中の限られた貴重な時間が、やりたくないことでいっぱいになってしまいます。
また「他人の評価」は、かなり不安定なものであることも忘れてはいけません。