著者の最新作『社会という「戦場」では意識低い系が生き残る』

 たくさんの人に囲まれていながら、自分のことを理解してくれる人がいない状態は耐え難いものです。

 また、たいして興味がない話を、自分も相手もにこにこしながら聞いているのもかなり辛いのです。

 このような状況では、一人でいるとき以上に孤独が浮き彫りになってしまうのです。
 

 付け加えると、それ以上に本当にさみしいのは、孤独を恐れるために馴れ合うことをして、共通の敵として誰かを標的にして、その人を下に見ることで、自分の立場を安定させようとすることです。

 誰かの顔色ばかりをうかがって、自分の色を出せないのならまだしも、人を陥れるようでは、あなただけの人生を楽しむことができません。
 

 また、もしもあなたに「一人でいるとさみしいよね」と同情を装って近づいてくる人がいるなら、それはただのマウントである可能性もあります。

 もちろん、その人たちと仲良くなりたいのであれば、絶好のタイミングなので、この機会に仲良くなってしまいましょう。

 でも、その人と仲良くなりたいのは「さみしいから」ではありませんよね。

 あまり「他人の目から自分がどう見えるか」に囚われないようにしましょう。

(ぱやぱやくん)

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