◆2位=東海大、7個

 本大会では柔道日本代表は苦戦を強いられたが、東海大のメダルはすべて柔道で獲得した。

永山竜樹(混合団体・銀、男子60キロ級・銅)
橋本壮市(混合団体・銀、男子73キロ級・銅)
村尾三四郎(男子90キロ級・銀、混合団体・銀)
ウルフ・アロン(混合団体・銀)

 柔道混合団体は決勝戦でフランスに敗れ銀メダルとなった。その様子を大学はこう伝える。

「村尾選手は、『会場の雰囲気やフランスチームにのまれないようにしっかりポイントを取って次につなげるのが役割と思って臨みました。その役目は果たせましたが、チームで勝ちたかった。日本を背負って戦えたこと、皆と戦えたことを誇りに思います」と語り、ウルフ選手は、『決勝の畳には上がれませんでしたが、チームの一員として銀メダルを持って日本に帰れることを誇りに思います」と話していました」(東海大学ウェブサイト 2024年8月4日)

◆3位=法政大、5個

 メダルはすべてフェンシングで獲得している。

敷根崇裕(男子フルーレ団体・金)
見延和靖(男子エペ団体・銀)
高嶋理紗(女子サーブル団体・銅)
福島史帆実(女子サーブル団体・銅)
尾崎世梨(女子サーブル団体・銅)

 女子サーブル団体の4人中3人が法政大の学生、卒業生だった(尾崎が法学部4年)。福島はこう振り返る。

「苦しい場面もありましたがチームで粘って、繋いで勝利した瞬間は今でも忘れられません。法政大学の心強すぎる後輩達と勝てた事もすごく嬉しいです!」(法政大学フェンシング部ウェブサイト 2024年8月8日)

◆3位=早稲田大、5個

加納虹輝(フェンシング男子エペ個人・金、男子エペ団体・銀)
松山恭助(フェンシング男子フルーレ団体・金)
須崎優衣(レスリング女子フリースタイル50キロ級・銅)
岡田奎樹(セーリング混合2人乗りディンギー・銀)

  早稲田大の田中愛治総長が祝いの言葉を述べている。

「加納選手と松山選手のご努力と気力の強さには、心から敬意を表します。引き続き、日本の少年少女にフェンシングの魅力を伝えてください」(早稲田大学競技スポーツセンターウェブサイト2024年8月5日)

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