季節の変わり目は疲れが溜まりがち。またウォーキングやジムなど運動をした後の疲れが残ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
そこで健康グッズ大好きな筆者が、自分が実際に使ったものを中心に、疲れをいやすおすすめグッズをピックアップ!体感には個人差があるので効果の保証をするものではありませんが、あまたある健康グッズでどれを選べばいいかわからない!という方は参考にしてみてください。
近ごろよく見る「マッサージガン」ってなんだ?
こんな器具をよく見かけませんか? これは「マッサージガン」という器具で、マッサージという名はついているものの、もんだり震えたりするような一般的なマッサージ器具とは少し違います。
一般的によく使われている、押し当てる形のマッサージ器具は、横振動することで凝った部分を揺らし、リラックスするように働きますよね。
この「マッサージガン」の場合、「ガン」の形状である理由にも繋がるのですが、頭の部分が飛び出したり引っ込んだりするピストン運動をします。つまり震えるのではなく、患部を高速でドドドドッと叩くイメージです。
また筋肉をほぐしてリラックスさせるのが目的ではなく、「筋膜リリース」をすることが目的の器具です。気持ちよさはあるのですが、それはメインではなく「筋膜リリース」という結果を得ることが主な目的となります。
「筋膜リリース」ってなんだ?
それでは「筋膜リリース」についてご説明します。筋膜とは、筋肉の外側にある頭からつま先まで包み込んでいる1枚の膜のことをさします。近年、肩こりや腰痛などのひとつの原因として、長時間同じ姿勢でいたり、偏った体制をとっていると、伸び縮みするはずの筋膜が癒着してしまい、それが不調につながっているという説が有効とされています。
「筋膜リリース」とは、この癒着した部分にアプローチして解きほぐすことをいい、リリースされると、可動域が上がったり、筋肉の柔軟性が改善するなどの効果が期待できます。
「マッサージガン」のブームはアスリートが発症
「マッサージガン」はもともと海外のプロアスリートが使用していることで有名になりました。
日本で広がり始めたのは、2020年のこと。プロテニスプレイヤーの大阪なおみ選手が愛用したことから、一般アスリートやトレーニーたちの間で知れ渡り、コロナ禍のフィットネスブームでさらに広まると同時に、さまざまなメーカーが手頃な価格の商品を発売。
ランニングやジムトレーニングなどの後に使うと、血流を増やして筋肉痛になりにくさも期待できるため、座りっぱなしの人も運動する人も持っていて損はないです!私見ですが。
イチオシはMYTREX(マイトレックス)の「REBIVE(リバイブ)」シリーズ
今はさまざまなブランドからマッサージガンが登場しています。筆者も有名メーカー商品からノーブランドの中国製まで、4台ほど使ったことがありますが、結論を言おう!
「マッサージガン」に関してはきちんとしたブランドの商品を買うのがおすすめです。
なぜかというと、高速ピストンで叩くという点に関しては、安いノーブランド商品でも叶うのですが、軸がブレるんです。「ココを重点的に叩きたい」というときに、きちんとピンポイントでアプローチできることは、かなり重要なのです。
イチオシはMYTREXの「REBIVE(リバイブ)」シリーズ。MYTREXは、日本でいち早くお手ごろ価格のマッサージガンをリリースし、大ヒット。アップデートや小型バージョンなど、改良を重ね、マッサージガンはMYTREXブランド」の代名詞ともなっています。
筆者が所持しているのは、最初に発売された「REBIVE マッサージガン」。現在はより細かく「速さ」や(打ち込みの)「深さ」が設定できる「REBIVE2」が最新型です。
色々なマッサージガンを使ってみた結果、使用感や価格のバランスなどから「ああ、やっぱりREBIVEがいいな」と思っているのですが、REBIVEが売れまくったせいで、今はREBIVEファミリーがめちゃくちゃたくさん発売されています。
女性にはこっちのほうがいいかもと思っているのが「REBIVE MINI」です。
筆者が所持しているノーマルREBIVEもめちゃくちゃ良いのですが、732gと重いんです。筆者は手が大きく、腕力も比較的あるのですが、それでもポーズによっては「重っ」と思うことも。ただ重さがあるゆえに、押し当てるときに力を入れなくても効かせられるという点もあり、一長一短です。
男性にはノーマルREBIVEがおすすめですが、手首への負担もあるので、女性は約370gのMINIがいいかなと思います。MINIなら、やわらかいアタッチメントに替えると顔にも使えるのもポイントです。
持ち歩くなら、さらに軽量で小型の「REBIVE AIR」
シリーズの新しめの商品がREBIVE AIRで、重さはなんと約250g。サイズも小さいので、バッグの中に放り込んで出先でも使うにはぴったりで、1万円を切る価格と、6色展開なのも魅力。どんなものか使ってみようかな?という方のエントリーモデルにもいいと思います。
筆者は痛いくらいにガンガンいこうぜが好きなので、日常使いするには少し軽すぎて物足りないのですが、出張や旅行用に持っていてもいいなと思いました。
手が届かない背中全体をもみほぐしたい!マッサージシートがおすすめ
筆者は座り仕事のため背中が張ることがしばしあります。マッサージガンで肩甲骨周りや肩はケアするのですが、背中に関しては筋膜リリースではなく「揉まれたい」という欲求が強くなりました。そこで購入したのがこちらです。
筆者が購入してから約1年で20%値下がりしているのを今見てショックを受けていますが、気を取り直していきましょう。
こちらはマッサージ機器メーカーのフジ医療器によるマッサージシートで、椅子に置いて使うものです。全部倒してフラットにして使うこともでき、筆者の家にある椅子は背もたれがそこまで高くなかったので、主に床に置いて上に寝っ転がって使っています。
いやー、やっぱりマッサージチェアなどを長年作ってきたメーカーの商品だけあります。揉み玉の動きがスゴイ!そうそう肩甲骨を広げてほしかったのよ!など、かゆいところに手が届く繊細な動き。もみ玉はけっこう強烈で、強めマッサージが好きな方にオススメしたいですね。30分のマッサージにチマチマ行くなら、4-5回分くらいの値段でこれが買えるので、首~背中全体のハリが気になる方には、大プッシュです。
腰やおしり、ふくらはぎをもみほぐしたい!マッサージクッションが優秀!
前述したマッサージシートはいかんせん椅子に置くことを想定した商品のため、腰の下の方やおしり、脚などは揉めません。そこで使うのがこちらです。マッサージクッションといえば、ベストセラー商品なのでご存じの方も多いかもしれませんが「アテックス ルルド マッサージクッション ミニ」です。
これも揉み玉タイプで、小さいクッションの見た目とは裏腹にぐいぐい来てくれます。筆者は腰やおしり、ふくらはぎに主に使いますが、首の後ろや背中もこれひとつでマッサージ可能。
揉み玉の上下移動はなく、背中はいちいちずらすのが面倒になるため、やはり前述のマッサージシートをおすすめしたいですが、どちらかひとつ購入するなら、全身に使えるこちらでしょうね。価格もお手ごろなので、プレゼントにも最適です。
そのほか良かった&気になるマッサージグッズを紹介
このうち半数は実際に使ったことがあるもの、残りはチェックしていたものです!
「ゴリラのひとつかみ」は大ヒット商品。筆者はエアーフットマッサージ系は気持ちいいけど、しまうのに意外とかさばるのが気になっていましたが、これなら手軽でいいですよね。次にお試しするのはコレかなと思っています。電気使わないマッサージ器具類は、ほぼ所持しているものです。筋膜リリースと足裏揉みが好きです。