雛形あきこさん(撮影/写真映像部・東川哲也)
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 8月に入りました。最近「AERA dot.」で掲載された記事のなかで、特に読まれたものを「見逃し配信」としてお届けします(この記事は7月6日に「AERA dot.」で掲載されたものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。

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 俳優・タレントの雛形あきこさん(46)は近年、“妻が好きすぎる夫”こと俳優の天野浩成さん(46)との夫婦エピソードでも注目を集める。妻が行く場所ならどこでもついていくという天野さんは、雛形さんへのインタビューの場にも当然のように同席。夫の優しい眼差しを受けながら雛形さんが語ったのは、仕事一筋の日々や離婚・再婚を経てたどりついた、少し独特で、愛情いっぱいの家族の姿だった。

【前編】<雛形あきこが語る“ワケあり”足立区で過ごした青春時代 「一輪車と扇ダンスはなかなか独特でした」>より続く

――SNSや夫婦でのテレビ共演の様子から、天野さんとの仲睦まじい様子が伺えますが、天野さんには“独特”な一面があるとか

 私はずっと普通と思っていたんですけど、バラエティ番組でしゃべっているうちに普通じゃないことが発覚し、世間に広まっていきました。一番最初は、忘れもしない「メレンゲの気持ち」です。夫婦の日常を話したら、お昼のあんな穏やかな番組でみんながざわついて、久本(雅美)さんには「ヤバいぞ雛形」って言われて……(笑)。

 天野は、美容院でも歯医者でも、私が行く場所ならどこにでもついてきたがるんですよ。で、私の様子をただ見ている。周りの人もそれを分かっているから、歯医者さんでホワイトニングするときは、院長先生が「旦那さん呼びます?」って声をかけてくれて、どれくらい白くするか3人で会議します。デパートのカウンターで化粧品を買うときは、私はいつも同じものしか買わないから、店員のお姉さんたちはオススメ商品があれば天野に営業するんです。家の中でも、私の姿が見えないと、「ママー」ってLINEが来ます。

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大谷百合絵

大谷百合絵

1995年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。朝日新聞水戸総局で記者のキャリアをスタートした後、「週刊朝日」や「AERA dot.」編集部へ。“雑食系”記者として、身のまわりの「なぜ?」を追いかける。AERA dot.ポッドキャストのMC担当。

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