Snow Manのなかで芸術家肌のメンバーは?と問われ、困ったような顔で天を仰いだあと、渡辺翔太さんの名を挙げ「素晴らしい画伯でございまして」と言ったあと、思わず、といった様子でこの日いちばんの笑みを漏らした阿部亮平さん。その脳裏に浮かんでいたのはもしや?(写真:門間新弥)

 東京展では、阿部さんによる「短いながら、この展覧会の導入っぽい音声」メッセージも聞くことができるというから、ぜひ足を運んで、新たなアートに触れるきっかけとしてほしい。

 なお、前出の原田マハさんにはモネに関連する小説『ジヴェルニーの食卓』と解説書『モネのあしあと』がある。もしかしたら阿部さんも読んだかも……と妄想しつつ、展覧会に行く前に読んでみるのも一興だろう。

芸術家肌のメンバーは

 会見終盤、“フレンズ”つながりで、「Snow Manのなかで、いちばん芸術家肌」なメンバーを問われた阿部さんは、“難題”に顔をぎゅっとして見せ天を仰いだ。

「クリエイティブという面では思い浮かぶメンバーも多くて、例えばグループの振付をしてくれる岩本(照)はまさにアーティストだなと思いますし、宮舘(涼太)とはこんな美術館行ったんだよ、みたいな話をしたりしますね」と明かしたが、実際、冠ラジオ番組でも、今回の就任に「舘様(宮舘)がすっごい早くおめでとうって言いに来てくれた」と語り、モネの「睡蓮の間」があることで知られるフランスのオランジュリー美術館を宮舘が訪れた話題で2人で盛り上がっていた。

だが、「芸術家肌と言われますと……」と再び阿部さんは思案顔に。その末に名を挙げたのは、「今年の1月に(ドラマ『先生さようなら』で)美術教師役を演じた渡辺(翔太)……ですかね。素晴らしい画伯でございまして、僕としては猛烈にプッシュしておきます」。

「画伯」と口にしたあと、思わず、といった様子で笑みを漏らした阿部さん。その脳裏には、かつてYouTubeチャンネルで生まれた渡辺画伯の名作「犬卵」の絵が浮かんでいた、かもしれない。(編集部・伏見美雪)

「モネ&フレンズ・アライブ 東京展 公式アンバサダー就任発表会」のフォトセッションでカメラマンに前髪の乱れを指摘され、はにかみながら整える阿部亮平さん。パリのルーブル美術館で気に入ったというダヴィッドの絵画「ナポレオンの戴冠式」など、これまでにアートに触れた体験を語った(写真=門間新弥)

AERA8月5日号では、本記事とは異なる阿部さんの会見でのさまざまな表情の写真をお届けしている。
「モネ&フレンズ・アライブ」
東京展 ~9月29日、日本橋三井ホール(東京)
神戸展 2025年1月4日~3月20日、デザイン・クリエイティブセンター神戸(兵庫)

AERA 2024年8月5日号に加筆

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