また、ここにきて現役選手のOBとして広島でもプレーした前田健太(現MLBタイガース)も将来的に監督になれる力量があると言われている。

「(前田は)PL時代から体の使い方を勉強するなど理論派で、後輩からも慕われる人格者。日米の野球を知り、故障に苦しんだ経験もある。指導者としての勉強をしてからだが、素晴らしい監督なれる資質があると思う」(高校野球に詳しいスポーツライター)

 ざっと挙げただけでレジェンドから現役選手まで多くの名前が出てくる。これこそがPL学園が野球界に大きな貢献をしてきた証左だろう。

 同校の野球部がまたかつての姿を取り戻せるかは分からないが、OBたちはまだ多くプロ野球の世界で活躍している。これから、さらにNPBの監督も増えれば、「PL出身」というワードが球界を騒がせるだろう。そうすれば、名門・野球部復活にも一役買ってくれるかもしれない。

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