なお、株価の値上がり益が素晴らしいときは「あえて分配金として全部出さず、これからに備えて分配準備金としてプールしておくこともある」という。
梅本さんは木を例に話した。
「高配当株投信という木に成った『配当という果実』を収穫するのが基本ですが、運用がうまくいって値上がり益という果実も大きくなったらその一部をもぐこともあります。調整しながら、最終的には木そのものを大きく育てます」
取材・文/安住拓哉、中島晶子(AERA編集部)
*****
本記事が丸ごと読める「AERA Money 2024春夏号」はこちら
編集/綾小路麗香、伊藤忍
※『AERA Money 2024春夏号』から抜粋