「今、過酷な日々を送っています。東大にある研究室ではいい仕事をするために必死だし、大学の授業も大学院生の指導もやる。

本業の脳科学以外に本を書いたり、講演したり。ハードですが、おかげで世の中を知ることができる。それが自分にとって一番の報酬で、お金はたまたま後からついてくると考えています」

 茂木さんが投資してきたのは自分の脳に、なのである。

取材・文/大場宏明、中島晶子(AERA編集部)

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編集/綾小路麗香、伊藤忍

※『AERA Money 2024春夏号』から抜粋

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