韓国勢でもうひとり気になるのがアン・シネだ。韓国ツアーで3勝の実績を残し2017年に国内ツアーデビュー。抜群のスタイルと派手なウェアで当時は“セクシークイーン”と話題になり、ファンを虜にした。しかし肝心のゴルフは、話題とは裏腹に結果を残せず2019年を最後に日本から撤退。今年はQTを突破し5年ぶりのツアー復帰となった。

 そんなシネは、開幕戦と2戦目は予選落ちに終わったが、アクサレディス in 宮崎では10位タイとトップ10入り。賞金ランクは63位と苦戦しているが、フル参戦できる前半戦でどんなプレーを見せてくれるのか注目されている。

 今後成長の予感を漂わせているのが台湾のウー・チャイェンだ。昨年12月に行われた新人戦加賀電子カップでは2位に4打差をつけて圧勝し、同年はステップアップツアーで3勝を記録し賞金ランキングでトップになった。

 これにより今季は前半戦に登場。Vポイント×ENEOSで7位タイとなった他は平凡な成績となっているが、爆発力があるだけにこちらも見逃せない存在と言える。師匠は同郷の涂阿玉。ツアー7度の賞金女王に追いつけと、地元台湾からの期待は大きい。

 この中から、第二のイ・ボミは生まれるのか?今後も彼女たちにプレーにも注目したい。

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