日本武道館のライブで熱唱する沢田研二=2012年1月24日

 デビューから50年以上たった今でも、精力的にライブを続け、歌い続ける沢田研二(75)。4月5日、全国ツアー「沢田研二 LIVE 2024『甲辰 静かなる岩』」がスタートした。AERA dot.では、沢田研二の曲の中で最も好きな曲について緊急アンケートを実施し、ベスト20を紹介する記事を配信した。2000人を超えるアンケートの回答からは、ジュリーの曲との思い出やエピソードが数多く寄せられた。そこで、今回は配信済みの記事では収録しきれなかったファンの熱い声のみで10位~1位をお届けする。うなずきながら、共感しながらどうぞ!(アンケートは3月12~18日、AERA dot.の記事や公式SNSアカウントで実施。2047人が回答した)

【写真6枚】1位になった「超名曲」のレコードジャケットはこちら

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【10位  あなたに今夜はワインをふりかけ 48票】

 10位はB面の名曲がランクイン! 22枚目のシングル「サムライ」(1978年1月21日リリース/作詞:阿久悠 作曲:大野克夫)のB面「あなたに今夜はワインをふりかけ」(作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀)だった。

「出だしのハイトーンで一気に聴衆を引き付け、歌の世界観に引きずり込むところが最高です」(50代・男性)

「売れた曲と好きな曲は違い、昔、マンズワインのCMソングになった時から耳にしているから」(50代・男性)

「50代始めですが、ジュリーさんのファンになってまだ9カ月です。ジュリーさんの初めての鮮烈な記憶は、小学3年の時の『カサブランカ·ダンディ』で、それもすてきでした。でも、去年動画で見た、舞台を駆け回ってこの曲を歌う30歳ぐらいのジュリーさんの笑顔が大好きなので! “歌が好きだ! 大好きだ!”という思いがしっかり伝わってきました」(50代・女性)

「初めて行ったライブで、ゴールドのマントを翻して登場した時の優雅さやイントロの豪華さが印象的でした」(60代・女性)

「マンズワインのJULIEのポスターが欲しいので、店頭販売のバイトを大学生の時にしました。思いでの曲です」(60代・女性)

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ジュリーの歌は「国宝」