携帯翻訳機「ポケトーク」事業を手がけるソースネクストにも注目しています。会社四季報の新春号には「戦略転換」の見出しがあります。「端末型から法人向けのサブスク拡販に重点変更」とあり、今後は手数料収入を重視する方針にかじを切るようです。事業モデルの転換は、業績好転のチャンス。四季報を読む上でも重視しています。

――株式相場は大きく動いていて、これから投資を始めようと考える個人投資家は銘柄選びにも悩んでいると思います。

 初めて投資をする場合は、なるべく目に見えて、身近なモノやサービスを扱っている企業がいいと思います。普段の買い物に置き換えて考えるといいでしょう。自分自身で「いいな」と感じる商品は、どんな企業がつくっているのか。そう考えていくと、いいと思える会社はたくさんあるはずです。

 もっと言えば、オリエンタルランドや日本マクドナルドホールディングスなどのように、値上げをしても変わらずに多くの客が買ったり、集まったりするところは強い。身近なものから考えてみましょう。

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池田正史

池田正史

主に身のまわりのお金の問題について取材しています。普段暮らしていてつい見過ごしがちな問題を見つけられるように勉強中です。その地方特有の経済や産業にも関心があります。1975年、茨城県生まれ。慶応大学卒。信託銀行退職後、環境や途上国支援の業界紙、週刊エコノミスト編集部、月刊ニュースがわかる編集室、週刊朝日編集部などを経て現職。

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