翼和希

蒼井優の自宅で映像チェック

 宝塚への道を断念し、11年にOSK日本歌劇団研修所に入学した翼。13年に初舞台を踏んだが、劇団員となっても壁にぶつかった。

 5~6年目のときにOSKとゆかりのある大阪松竹座の公演から外れて、小劇場の公演に2年間出ていたと告白(「SPICE」22年3月14日配信)。当時はショックで泣き崩れていたが、仕事はもらっていたので「そこでプラスになることは何だろう」と考え方を変え、「あちらで学べないことを今、自分たちは学べている」と思って過ごしていたそう。マイナスなことがあっても、自分はそういう運命だと思い、できることを全うしよう心構えを変えたという。そうしたところを見ると、思い通りにならなくても負の感情に振り回されず、すぐに切り替えて前を向くポジティブな性格であることがうかがえる。

 また、謙虚で明るいところも好感を持たれているようだ。

「昨年10月放送の『よ~いドン!』では、朝ドラで共演する伊原六花をべた褒め。劇中、一緒にラインダンスを踊るシーンを振り返り、自分たちは何年も稽古をして舞台に立つが伊原は数カ月で仕上げてきたと明かし、『根性が素晴らしいと思います。ホンマに自分らも見習わなあかんなと思いました』と話していました。共演者の良いところを称賛し学ぼうとする姿勢は好感が持てます。また、同じく朝ドラで共演した蒼井優が翼について『本当にムードメーカーで現場を明るくしてくださって、私も大好きになってしまった』と情報番組で明かしていたのも印象的です。放送前にもらった完パケをお互いに緊張して見られないという理由から、翼が東京に来たときに蒼井の自宅で2人で見たこともあったそうです」(同)

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「爪痕だけは残したい」