マー君と同じく楽天とMLBで活躍した岩隈久志は、結婚後にスターダムにのし上がった投手だ。2002年12月にまどか夫人と結婚。翌2003年に自身初の2ケタ勝利となる15勝(10敗、防御率3.45)をマークすると、さらに2004年も15勝(2敗、防御率3.01)を挙げて一躍、球界を代表する投手となった。その後、楽天、そしてマリナーズで活躍を続けた後、巨人に加入して2020年シーズンを最後に引退。その間、公私ともに順調な暮らしぶり。2023年7月に第4子が産まれると、同年12月には結婚21周年を報告する“ラブラブ”な肩抱きショットを公開して話題となった。
最近の野手では、ソフトバンクの柳田悠岐だ。2015年の7月に交際2年で3歳年下の一般女性と入籍。するとそのシーズンの8月、9月に連続で月間MVPに輝く大爆発を見せ、最終的にシーズン打率.363、34本塁打、32盗塁でトリプルスリーを達成。チームを日本一に導き、自身はリーグMVPに輝いた。その後も球界を代表するスラッガーとして豪快なアーチを放ち続ける中、3人の子宝にも恵まれており、公私ともに充実した生活を送っていると言える。
昨季日本一となった阪神の右腕・青柳晃洋も、結婚後に“妻の力”が飛躍のキッカケになった。大卒3年目のシーズンが終わった2018年12月に小学生時代の同級生と結婚。それまでプロ3年間で計9勝(10敗)、2018年は1勝止まりで殻を破れずに苦しんでいたが、結婚後の2019年に自身初の開幕ローテ入りから計9勝を挙げて地位を確立。そして2021年、2022年と2年連続で13勝をマークしてエースへと成長を遂げた。年俸も結婚前の1200万円(推定)から結婚5年が経過して2億4000万円(推定)と20倍までアップすることになった。
今季から楽天の監督を40歳で務めることになった今江敏晃も、妻・幸子さんの存在が大きかった。今江の一目惚れで始まったという出会いから、交際1年半後の2004年に結婚。すると、当時はまだ2軍暮らしだった今江が、翌2005年にレギュラーに定着し、チームの主力に。