左腕不足といわれていた巨人だが、先発陣はフォスター・グリフィン、ヨアンデル・メンデスに加えて若手成長株の横川凱、井上温人、さらにドラフト2位左腕の森田駿哉も加わった。森田は春季キャンプで1軍スタートだったが、左肘の炎症で故障班に合流した。完治して戦列に復帰すれば戦力になる。救援陣も中川皓太、高梨雄平、大江竜聖、今村信貴に加え、ドラフト5位左腕の又木鉄平が実戦で好投を続けて猛アピールしている。高橋優は序列をひっくり返し、もう一度復活できるか。

 今後の春季キャンプ、オープン戦で故障やアクシデントにより主力選手が離脱する事態も考えられる。野球ファンが驚くトレードが敢行されるかもしれない。

(今川秀悟)

こちらの記事もおすすめ 【写真】「2億円」が「400万円」に急降下 球史に残る“大減俸”を味わった選手がこちら
[AERA最新号はこちら]