(写真はイメージ/GettyImages)

  忘年会・新年会、お正月の帰省など、年末年始はお酒を飲む機会が多く、つい飲み過ぎてしまうもの。とはいえ、家族や友人、仕事のつながりなど、お付き合いも大切だ。アルコールを体の負担にならないように楽しむ方法はあるのだろうか? 脳卒中の死亡率が全国ワーストクラスだった長野県を健康長寿県に導いた医師・鎌田實(かまた・みのる)さんの著書『鎌田式長生き食事術』(アスコム刊)から、鎌田さん本人が実践する健康的なお酒の飲み方を紹介する。

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酒は百薬の長なり。されど万病のもとなり

 「酒は百薬の長なり。されど万病のもとなり」と言うとおり、お酒はほどほどに飲めば、気分を高揚させ、ストレス解消になります。

 ぼくも56歳で病院の管理責任者をやめてからは、付き合い酒が減り、気がむいたときに少しだけ飲むという、よいお酒との距離感を保てています。

 がまんではなく、満足できる妥協点を見つけるのが鎌田式。

 アレもコレもダメと禁止するのではなく、「こうすればセーフ」というポイントを見つけることで、1日の終わりが豊かになります。

お酒を健康的に楽しむにはおつまみが大切

 お酒を健康的に楽しむには、おつまみが大切です。

 たとえば、タコや牡蠣 、アサリやシジミなどにふくまれるタウリンには、肝臓の解毒する力を強めたり、疲労を回復したりする効果が見こまれています。

 余談ですが、お正月には酢ダコを食べますよね。タコは「多幸」と漢字をあてられるため「1年間しあわせでいられますように」との願いがこめられているのだとか。お酒を飲む機会が多いお正月は、酢ダコで肝臓をいたわりましょう。

 〆のラーメンならぬ、〆のアサリやシジミのみそ汁なんかも最高です。

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